正論が人を傷つける、というお話
「あなたは傷ついている」と伝えることは、とても失礼
そう言ってほしい人もいる、それはいいんだけど
私は親と関係が悪い。
何回か大人に「あなたは傷ついている」と言われた
イラッとした。
人の気持ちを勝手に分析して伝えるのは失礼
私は、「私は虐待されているけれど、強いから平気なんだ」
と思いこむことで自分を保っていた。
そういう応対の人間に向かって、「傷ついている」と言う。
残酷
正論では生きていけない。
事実はあまり役に立たない。
むしろえぐって傷つける。
「あなたに興味があるよ」と態度で示して言葉の意図を丁寧に汲んで、相手の居所を探っていけば、自然と相手から話してくれるもの。
話してくれたところで、結局分かるのは、その表現の強さでしかない。
理解はできないんだけど、理解できないということを分かってあげられる。
そばにいるということで、ある部分が楽になるということはある。